2018年4月19日木曜日

20180419 占星術

アントロポースとしての人間に回帰するために、占星術を勉強するべきだと思う。しかし、それを占いには使わなくてもいい。というより使わないほうがいいとも考えられる。占星術は、人間の意識の構造をもっと詳しく知るために役立てるべきだ。7と12の法則などを学習するためにある。それで、わたしがクラモト氏に、途中階段の部分の教官をやるといいと言ったのは、いろんな占星術の見解を公平に見ようとしているからだ。細かい解釈に関しての見解の違いはあまり問題にするべきではない。惑星意識、そしてそれを統合する全惑星意識への発展。こういう目的からして、占星術の扱いに関しての細かい見解の違いにこだわるとしたら、それはとても馬鹿な話だ。みんな共通していると認識したほうがいい。しつこく言うが四柱推命でもいい。これだと10と12の法則のセットだ。
占星術を学ぶと、7と12のロゴスが、そのまま具体的な人生に反映されていることに驚く。そのことで、具体的な細部の働きが、ロゴスへと昇華できる。この昇華ということが主眼でもある。
占星術の講座とかお勉強会をするなら、こうした根源的なことを研究するべきで、占星術技法の細部に関して扱うというのは、停滞あるいは退化とみるべきだろう。せっかくの体系を台無しにしているとも言える。わたしが思うに占星術体系はなかなか優れている、こんなものをよく考えだしたものだと感心する。しかしせっかくのそれを多くの人は、ひどい使い方をしている。道のための梯子として使おう。
7つは生命であり、12は感覚であり、感覚とは生命が形骸化したものだというシュタイナーの考えかたにもっと本格的に取り組んでもいいと思う。繰り返し言うが、これはタロット道の6loversから救済し、7戦車、そして8正義に至るプロセスを埋める。このあたりをクリアするためには、占星術を学習するのがもっとも手っ取り早い。



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